外面が良いにも程がある。 他3作 [和書 電子書籍]
たまたま何かの無料ページで読んだ漫画だったんだけど、続きが気になって仕方なかったので、Kindleで購入。
ワタシのツボにどんぴしゃではまった!! なので、一気に追加で3冊購入。 いやー、勢いって怖い・・・。
主人公は外面が良い、モテ男。 元カノ主催に合コンに参加したが、相手の女子に点数を付けて合コンのよしあしを決める、最低男。 しかしその中の地味な20点オンナを追いかけて、ついついデートの申し込みを・・・。 しかし純粋な彼女に少しずつ惹かれていくが・・・ 最後のどんでん返しが、すっごく面白い!! 『わかる、わかるよ、その意味!!』 と、ものすごく同意してしまった・・・。
他のお話でも、ものすっごい仕事ができる女子が、できるが故にモテないのでお馬鹿を装って仕事をする話とか、二股かけられた挙句にデキ婚で捨てられる女子の話とか・・・ キツイ話もあるけれど、全体的に『カワイ子ぶって仕事が出来ない女より、出来る女のほうが選ばれる』ってところが、ものすごく気に入った!!! そうなのよ、飾りもんの手なんか、いらないんだって。 仕事できる手が一番美しいのだよ!!(笑)
次の新刊が出たら、また買おう。 これははまったぞ!!
桜の森の満開の下 [和書 電子書籍]
こちらもちょっと前に読了していたもの。 Kindleストアの無料書籍だったので、興味があるものを片っ端からダウンロードしたうちの一つ。 以前から坂口安吾には興味があったので、読んでみることにした。
通る人々が皆「気が変になる」鈴鹿峠の桜の森。 現代では桜を見て花見と興じることが常であるが、昔は桜の花を非常に恐ろしいものと感じていた。 その桜の森を通るときはみな急ぎ足になり、一刻も早くその場を離れたくなったという。 そんな気持ちになるのはなぜなのか?ということを知りたいと思っていた山賊は、ある日美しい女と出会い、無理やり奪い妻とする。 しかしそれは恐ろしい出来事の始まりであった・・・。
非常に幻想的で、桜の見方ががらりと変わったのは言うまでもない。 坂口安吾という人が素晴らしい作家だったということを初めて知ることができた作品であった。 このタイトルが北森先生の「花の下にて春死なむ」を思い起こさせた。 内容はまったく違うのだが・・・。 こういうインスピレーション・リングみたいなのがあって、きっといろいろな本を読みたくなるのだと思う。 久しぶりに先生の本を再読してみようかしら。。。
おススメ度: ☆☆☆☆
四ッ目屋奇譚 [和書 電子書籍]
実は日経WOMANの本が読み終わった後に終わっていたのだけれど、なかなかアップができずにここまで来てしまった。( ̄ω ̄;)
Kindleをダウンロードした時に、無料の書籍をいろいろ買ってみたが、安かったのでお試しで買ったのがこちら。 まあまあな感じかな?
江戸で唯一の淫具媚薬専門店の「四目屋」には日々いろいろな思いを抱えた客がやってくる。 女番頭であるお狛はある夜、旅籠のおかみから「女嫌いになる薬」を求められる・・・。
値段も安かったこともあり、お試しで読んでみた。 軽い感じの話で、まあまあ面白かったかな? 手持ちの本が読み終わってしまった時に予備で読むためにはちょうどいいかも。 そういう感じでいくつかダウンロードしてみたので、これから徐々にこのカテゴリーにも履歴が増えるのではないかと思う。
でも活字はやっぱり紙で読みたいかな・・・。
おススメ度: ☆☆☆