酸漿は殺しの口笛 - 御宿かわせみ(7) [和書 小説]
鬼平と同じく、かわせみも止まらない!! シリーズ第7弾。
小川のほとりで、家裁からくる舟売りの娘が酸漿を鳴らしてたたずむ。 娘は自分を置いて出て行った母を探し歩いているという。 そして母にそっくりな人を見つけたと聞き、江戸までやってきた・・・。
大名家に賊が入り、町方が手を出せない事件が立て続けに起こっている。 どうやらその事件に一人の能役者がかかわっているらしい・・・等。 老いた母が家を出てかわせみに逗留、そこで出会った老人との話である『冬の月』は、何とも言えずに寂しさを感じる話であった。 そして相変わらず東吾はかっこいいね・・・ 惚れ惚れしますな。 るいとの関係に進展が見られないものの、ま、それも次への楽しみというものであって。
このまま持っているだけの本を読んじゃうんだろうな・・・。 また仕入れねば。
おススメ度: ☆☆☆☆☆
コメント 0