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鬼平犯科帳(二十一) [和書 小説]

本当に久しぶりの鬼平! とうとう残り4冊・・・。 心して読みたいと思った。

大分円熟味を増してきた鬼平シリーズ。 平蔵の温かみのある優しさに涙があふれることも。 そして、ふと思ったのが・・・池波先生と平蔵って、きっと似ていたんだろうな・・・って。 人の命は永遠ではないのはわかっているけど、池波先生に、今だからこそ、会ってみたかったな・・・と、ふと思ってしまった。 特に『討ち入り市兵衛』は、平蔵の優しさがにじみ出ていたし、『男の隠れ家』は本当にお見事だった!! 思わず最後は声を上げて笑ってしまった。^^

それだけ、心に迫る、話が多かった。 ほんと、平蔵が上司だったら・・・やっぱりワタシも命かけてついて行くだろうな。

残り3冊。 寂しいけど、読み進めたいと思う。

おススメ度: ☆☆☆☆☆

鬼平犯科帳〈21〉 (文春文庫)

鬼平犯科帳〈21〉 (文春文庫)

  • 作者: 池波 正太郎
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2001/01
  • メディア: 文庫
 

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