獣の奏者 外伝 [和書 小説]
早速! 今年最初はこちら。 昨日1日に読了。
年末から読み始めてはいたんだけど、ばたばたしていて結局読み切れなかった。 とはいえ、半分くらい残っていたんだけどね。
ワタシの中で、「My名作選」の5本に絶対に入るであろう、獣の奏者の外伝がやっと!!文庫化され、嬉しくって速効買った割に読むのが遅くなってしまった。 しかし、それには理由があり。
通勤なんかじゃ絶対に読めない。 なぜならば、絶対に泣くであろうから! これにつきます。 予想通り、かなり号泣しました・・・。
物語の中では語られなかった、さまざまなエピソード。 エリンの母の話、エリンとイアルの馴れ初め、エサル師の知らざる過去、そしてジェシの話。 それぞれ、本編の中のパズルのかけらをはめていくように、すべてがつながるような話で、それを知ったうえで、本編を読みなおすと・・・また深みが増すのではないのか、と思わせてくれた。
本編を知っているからこそ、外伝を読めば読むほど、泣けるというのもある。 特にジェシの話は、その先に待っている結末を知っているからこそ、涙が止まらなかった。 かわいらしい話だったのにね。
ワタシ的には、エサル師の話が一番心に刺さった。 ワタシもエサル師同様の道を歩んでいるわけであって、エサル師の想いが痛いほど良くわかった。 ワタシも、彼女のように素敵に生きられたらいいなぁと本当に心の底から思った。 昨夏の「守り人シリーズ」キャンペーンじゃないけど、獣の奏者も再読したくなった。 もちろん、号泣覚悟で臨むつもりだが。。。
おススメ度: ☆☆☆☆☆x5!!(笑) それくらい本シリーズはおススメ。
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