侍従長の遺言 [和書 社会・ビジネス]
久々に読み終わった・・・。 良いカテゴリーがないために、社会ということで。
会社で定期購読している雑誌に『皇室の風』というエッセイが載っている。 結構面白くって、それは欠かさず読んでいるのだけれど、それを読むにつれ、たびたび目にする『侍従長の遺言』という本のタイトルが気になり、図書館で借りてみた。
ただ、借りたのが旅行の直前で、全然読めず・・・。 帰国の日が返却日だったので、返せずにいたら、督促が来た。( ̄ω ̄;) ま、仕方ないわね・・。 なので頑張って読みましたよ~。
昭和天皇の元侍従著である徳川氏のインタビューと日記をもとにつづられる、知られざる昭和の歴史。 読み終わって一番に思ったことは・・・『ワタシは本当に何も知らなかった』ということ。 あまりの無知さに愕然とし、また信じていた【日本人】というアイデンティティがまったく覆されてしまった。 日本人は正直で勤勉で・・・なんてまったく大嘘。 だまし討ちや人を欺くことなんて平気だったなんて。 先日ゼロ戦の図面が発見されたというニュースを見たけれど、戦争で亡くなった方たちには申し訳ないと思うけど、日本は戦争に負け、武力放棄をして正解だったと思う。 いつから卑怯な人種に成り下がったのか!? と、若干耐え難いものがあった。 靖国問題も意味を全然理解していなかったけれど、この本を読んで何がそんなに問題なのかということが良くわかった。
まだまだ知らない歴史があることは明らか。 機会があれば少しずつでもそれを知ってみたいと思う。 この本は、本当に良いきっかけとなったと思っている。 大きな意味での『自分のルーツ』を知ってみたいと思う。
これは、読んでみたくなりました。
by krause (2013-03-25 11:28)
krauseさん。>これはおススメですよ。 知り得なかった真実が見え隠れしています。 歴史好きではなくても、日本人として知りたいことだったかも。
by まっきー☆ (2013-04-14 09:05)